なぜ、料亭の玄関には「盛り塩」をするのか? [トリビア]
料亭などの店先には、盛り塩といって、塩をピラミッドのように盛られていることが多いですよね。これは何故でしょう?
塩はいかにも清めのイメージだけど、魔除けか何かのおまじないだと思っている人も多いと思います(私もその一人(^^ゞ)が、実は、古代中国の女たちが、皇帝の気を引くためのちょっとした仕掛けだったんだそうです。
当時の中国の皇帝は、何人もの側室をかかえ、順番に夜のお相手をさせるという優雅な日々を送っていたそうな。しかし、それぞれの屋敷で皇帝がやってくるのを待つ側室たちにとっては、つらい日々。彼女たちは誰しも、皇帝の寵愛を独占しようと思っていたそうです。
そんな側室のひとりが、あるときに、玄関に塩を盛ることを思いついた。というのも、皇帝はいつも牛車に乗って側室の屋敷に出向くが、塩は牛の大好物で、皇帝の牛車の牛が、その塩につられて自分の屋敷の前で立ち止まれば、他の側室の屋敷に出かけようとした皇帝も、仕方なく自分の家に来てくれるだろうと目論んだ計画が見事に成功!
この故事が基となって、「盛り塩」は客を呼ぶためのおまじないになったそうです。
それじゃあ、連敗が続くプロ野球チームが、ベンチ横に盛り塩をするのは、見当違いってこと?(^^ゞ
参考文献↓
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