「岳父」ってどんな意味か知ってますか？

辞書を調べたら...

がくふ 1 【岳父】
妻の父。しゅうと。岳翁。

とありました。

政治家、官僚の歴史は、この言葉と関連する「閨閥」の歴史だそうです。

参考資料

知られざる日本の特権階級―「政・官・財・メディア」パワーエリートたちの人脈と金脈 (別冊宝島 1479) (別冊宝島 1479)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 宝島社
• 発売日: 2007/10/04
• メディア: 単行本

けいばつ 0 【▼閨閥】
妻の姻戚関係で結ばれた勢力・集団。

確かに今や、2世、3世の政治家ばっかりです。（芸能界もですが...）

ところで、何で「岳」という文字を使うのだろう？

知っているようで知らない日本語「遺憾」。

最近では、政治家の専門用語、うまく言葉が見つからない時のオールマイティー用語化しているこの言葉ですが、日本語的には以下のような意味になります。

いかん　ゐ― 0 1 【遺憾】
（名・形動）[文]ナリ
思っているようにならなくて心残りであること。残念な、そのさま。
「このような結果になりまことに―に存じます」「―の意を表する」「―なきを期する」「―千万(せんばん)」

――ながら
残念ながら。
「―出席できません」

――無く
十分に。十二分に。申し分なく。
「実力を―発揮する」

――の意(い)を表(ひよう)・する
残念であるという気持ちを表す。〔自分の行動を釈明してわびる場合にも、相手の行動に対して非難の気持ちを表す場合にも用いる〕

結局、「不本意ながらごめんなさい」、「おい、謝れよ」という建前用語？
最後の説明なんか、両方の真逆の意味で使える、珍しい用語とも言えます。(^^ゞ

外国人記者は、発言の背景によって単語を使い分けしてるんでしょうねえ。（sorry, apology etc.）

知っているようで知らない日本語シリーズ①－「滅相もない」

めっそう　―さう 【滅相】

――もな・い
とんでもない。あるべきことではない。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%CC%C7%C1%EA&kind=jn&mode=0&type=stick

日常会話では殆ど使われなくった言葉ですが、時代劇ではよく出てきますよね。

日本に留学中の人がテレビの時代劇で覚えた、時代劇用語を日常会話で使ったりすると、結構面白いかも。(^^ゞ
（拙者とか、奥方様とか...）

「後で後悔する」は間違った日本語？

たまに「後で後悔する」なんて言ったら、いつも嫁さんからツッコミが入ります｡(^^ゞ

”後で悔やむから「後悔」なんじゃ。おかしいやないね。”（北九州弁で）

確かにそうかもなあ。でも、テレビのドラマなんかでもよく使ってるよなあと思いつつ、本当のところどうなんでしょうねえ？

”頭痛が痛い” じゃなくて” 頭痛がする” と同じってことか。(^^ゞ

うーん、日本語は難しい．．．

日本語で気になる言葉

最近気がついたんですけど、会話の最初で「やっぱり」「やはり」って言ってから話し出す人がいますよね。特にスポーツ選手に多い気がしないでもないですが、この場合はどんな意味で使ってるんですかね？

余り具体的な例文が思いつかないんだけど、早稲田大学に行ったハンカチ王子風に言うと、「やっぱり、投げてみないとわからない部分もありましたので．．．」みたいな感じでしょうか。

オンラインの国語辞典で調べてみて、いちばんニュアンスが近いかなと思ったのは、

(2)前もってした予想や判断と同様であるさま。また、他の例から類推される状況と現実が同じであるさま。
「―彼一人が反対だった」「私も―自動車で行きます」

でした。（三省堂提供「大辞林 第二版」より）

でも、この言葉、英語に訳そうとすると、

オンラインの和英辞書（三省堂提供「EXCEED 和英辞典」）で調べると、

《同じく》too; also; as well; ((not)) either; 《結局》after all; 《依然として》still; all the same; 《予想通り》as (was) expected; as〈I〉expected.

ですので、最後のフレーズになるんですかねえ？

でも、最近の若い人が使ってる使い方とは、なんか違うような気がするんですよねえ。

英語の「You know」に近いのかなあ。